第2回 小学校学習指導要領解説総則編社会科編
教育の強靭化に向けて…
(1)知識と思考力の双方をバランスよく、確実に育むという基本を踏襲し、学習内容は削減しない。
→これまで通りの学習はしましょうということ
(2)「アクティブラーニング」の視点から学習内容の質的改善
(3)上記方向性のもと、必要な教科・科目構成等の見直しも行う
上記3つの視点から新しい学習指導要領の策定が行われている。学習過程の改善が必要だよね。今までの詰め込みよりも他者と知識の共有をする。
資質能力
カリキュラムマネジメント
アクティブラーニング
・道徳→特別の教科道徳となった。
・社会科は3年生からはじまる。身近な市町村や環境から
・4年生は、都道府県、自然災害
・5年生は、我が国の国土、産業、情報
・6年生は、我が国の政治と仕組み、歴史
→身近から少しずつ広がっている。
従来は歴史、政治、国際社会へ進んでいた。
来年度2020年から、六年生は政治・経済からはじまり、国際社会へと進んでいく。大きく内容が変
わっていく。
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▶︎学習指導要領の社会科って?
公民的資質の基礎を育成する。
・自分自身で社会をみて取捨選択する。社会をつくっていくということへ。
・地域、社会、国の仕組みを歴史や伝統など通して理解する。
・社会的事象の特色や相互の関連、意味を多角的に考える。さらにそこから課題を把握して
その解決に向けて関わりを選択したり、判断したりする。
・よりよい社会を考え主体的に問題解決をしていく。
▶︎「社会に開かれた教育課程」が大事。
・新学習指導要領は変化する社会の中で社会と連携・協働する「社会に開かれた教育過程」
・学校の教育が学校の中だけの閉じたもの
▶︎何を教えるかから何ができるかへの変化。
1「何ができるようになるか」
2「何を学ぶか」
3「どのように学ぶか」
4「子ども一人一人の発達をどのように支援するか」
5「何が身についたか」
6「実施するために何が必要か」
6項目から見えてくること。実はそれぞれの教科がつながってくるよね。
先生が何を教えるか、だけでなく、学習側の視点に立つことが必要。