りりらぼ

Noteのようなもの。教育、保育、遊び、学び、問い、哲学…それぞれが絡んでいる日々を綴ります。 Education, childcare, play, learning, questions, philosophy … Spell out the days that each is involved.

いい質問ですね

池上彰が頭に浮かぶ。

 

質問の質とやりとり、広がり、深まり、仕組化

これに関してはダンスでも同じことを感じてたっけ。

 

問いをたてることができることははじめの一歩。その一歩目のきっかけになるのが、こちらからする質問。

 

大学の講義をした時もそうだった。

なにが楽しいか。

明確な一つを伝えること、メッセージは一つでいい。

問いをたてる。

批判的思考もありつつ、これってなんだろうの興味と関心が出発点だ。

保育だって、他の仕事だって、好きなことだってそうだ。

きっかけを大事にしてほしい。

 

さて、質問でいうと2050年に誕生する仕事って面白い。

じっくり考えてやってみたら面白そうなプロジェクトになりそう。

以前、参加したこれも近いかな。

https://www.facebook.com/events/140713683274372/?ti=icl

軽井沢でもやりたいな。

 

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20040609

http://blog.onbetsu.net/mt/2004/06/

今日のテーマは「2050年に誕生する仕事、なくなる仕事」。
それを考えながら、どんな社会になっているか、どんな社会にしたいのかを明確にしていく。

ゲストに迎えたのは「50年前にはなかった仕事」であるWebプロデューサーの粟飯原理咲さん。

「2050年に誕生する仕事」は、かなり興味深い意見がたくさんでた。

海上海中建築家(2050年には海上海中でも生活している。)
・宇宙生活アドバイザー(宇宙で快適に生活するため。)
・電波による疾患の専門医
・自給自足が流行る
・ロボット専門病院(修理工場じゃなくて病院。)
・軍隊(やっぱりこれはなくならない。)
・携帯電話がもっと小さくなり体に埋め込まれちゃう。
時空警察(時空を越えて悪い奴を取り締まる)
などなど、他にもいろいろ出た。

正直、ちょっと質問設定が難しいかな、ちゃんと宿題としてやってきてくれるかな
と心配していたが、やわらかい頭で発想してくれたようだ。

職業を考えるときに、どうしても今存在する職業のラインナップから選ぶ、という感じになりがちだ。13歳のハローワークもいいけど、誰かが用意した仕事カタログから選ぶなんて、悲しい。

それじゃあ、あまりにも夢がない。

こうやって未来を想定して、そのときに存在する仕事を想像してみるというアプローチは、けっこう子どもたちの可能性を引き出すことができる。

この講座を組んでみて感じることだが、質問の設計に悩むことが多い。
質問がチープだと返ってくる答えもチープ。
こっちの質問と子どもの答えとの真剣勝負。

これが楽しい。

高校のときの数学を習った山本先生が、「この問題はいい問題だ」と言っていたその真意がやっとわかってきた。