年齢に応じて大人の関わり(濃淡)が違う。
幼児期は大人から発信や日常生活の模倣がある。
近くの大人や友達のやっていることへ興味を持ち、真似をし学び、学び合う。あるとき「やってみたい」へ変わり、手渡していく(手放していく)。
この時の関わりは時々状況によって変わるが幼児期のはじめのころは体験が少ない、ばらつきがあることから“見通し”に差があり、ここでプロセスのイメージの具現化に差がでたり、方向性(プロセス)の違いがあることから“ぶつかりあい”や“言い合いが生じる。
幼児期は問いへつながる前段階のプロセスの行き来が多い。
この関わりのところが大事。
あすこまさんのブログから引用させてもらいます。
「遊びと学びをつなげる」ことは簡単ではない。
下手をすると、「幼稚園や小学校低学年頃までは外でたっぷり遊んだから、ここからは切り替えて勉強をしましょう」ということになりかねない。
それは全く遊びと学びをつなげていない。
「遊びと学びをつなげる」という言葉は、中心に「子どもの感情」を置くという宣言なのだ、と今の僕は捉えている。
子どもの感情を無条件に肯定するわけではないし、子どもが「これは勉強したくない」と言ったらそれがいつまでも認められるわけでもないが、それでも、いったんは「子どもの感情」を中心に置く。