第1回 小学校体育科が目指すもの
この先生の授業大丈夫だろうか。統計表記あやしい…
さて、体育は僕自身のミッションに近いところである。
改めて、みてみよう。
▶︎個人的に大事にしたいところ
・すべての人が健康(心も身体も)で幸せな社会を実現する。
・乳幼児期からの運動経験(機能の喜びにはじまり)
・実践「面白い、やってみたい、またやりたい、身体を動かすことって気持ちいい」
・環境デザイン
・学校で終わらない体育=生涯通じての健康づくりへ
・自分を知る、身体を知る、動かしやすい、動きやすい身体
・大人も子どもも持続的な学び合いの環境をつくる
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▶︎平成29年 体力・運動能力の調査から
http://www.mext.go.jp/prev_sports/comp/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2018/10/09/1409885_5.pdf
・運動スポーツの実施頻度が高い人は体力合計点が高い。
調査における各年齢(小学生から高齢者まで)ごとの運動・スポーツ実施状況と体力合計点の関係を示したグラフである。 男女ともに,ほとんどの年齢において,運動・スポーツの実施頻度が高いほど,体力合 計点が高くなっている。特に小・中・高校期では「ほとんど毎日」と回答した者とそ れ以外の者とで顕著な差がある。
・幼児期に外遊びをしていた児童は日常的に運動し、体力が高い。
幼児期に外で体を動かして遊ぶ習慣を身につけることが,小学校入学後の運動習慣の基礎を培い,体力の向上につながる要因の一つになっていると考えられる。
・日常的に運動を実施している人はなんでも最後までやり遂げたいと思っている。
青少年期の子供(15歳,18歳)の「達成意欲(なんでも最後まで やりとげたいと思う)の回答状況と体力合計点の関係を示したグラフである。 男女ともに,達成意欲を強くもつ者ほど体力合計点が高い。
→GRITの影響あってかな?
「やり抜く力(グリット)」に関する考察(前編)〜成功に並外れた才能は要らない
この表記のマジックというかイマイチ信じ難い感じ。とはいったもの、やり抜く力の1つに身体性の経験は大きそう。
・高齢者の運動習慣、歩行能力および生活の充実度の関係
高齢者(65~79歳)について,ADL(日常生活活動)テストの質問項目から,日常生 活の基本となる歩行について着目し,運動習慣及び生活の充実度との関連性について分析 した。 図6-2-6には,現在の運動・スポーツの実施状況別に休まないで歩ける時間について の回答割合を示した。男女とも運動習慣がある群ほど,長く歩くことができる者の割合が多い。
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この新聞の切り抜きは面白い。
世代をこえてそれぞれの時代背景と教育観が見えてくる。
最後に的確に大学教員が伝えているが、「誰のために?」ここのところは大切な気がする。
全員ができる!得意不得意をごちゃ混ぜにし、統一的な手法で反復させるのは根性論他ならない。
とはいったものの、子どもが選択できることや経験、きっかけは大切にしたいところである。
ここで子ども自身の表情を見て、言葉をきき、「やってみたい」が生まれたら良しだろう。
環境デザインの工夫と子ども自身が遊ぶ中で育つところを専門的視点でみつめ、体育をしていきたいところではある。
同時に、「体育」がなぜ必要なのか?
ということを熟考し、対話し考えてほしい。
→子どもと考えることに意味があるのではないか?
・大人も子どもも持続的な学び合いの環境をつくる!
やっぱ、改めて思う。
なんか体育って
違うんだよなぁ…