第8回 数学的活動を取り入れた授業の構想(教材づくり)
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①基本情報
学年:幼児〜1、2年
単元:1年)色々なかたち(にているかたち)、大きさ比べ
②活動計画
▶︎「算数の言葉」「空間の把握」「時間の感覚」「身体の理解」など。
「数や数字だけが算数ではない」足し算や引き算の前に、子どもたちはまず自分自身についてを
知り、身のまわりの世界を理解するところから算数を学んでいく。外に出て身体を動かし、五感
を使いながら身体全体で算数を学ぶ。
大切なことは、一人ひとりの体験と、仲間との協力。
木の枝や葉っぱなどの実物に触れながら、確かな実感として数や図形、比較や順序といった算数
の基礎的な概念を学ぶこと。
【振り返りについて】
①One :自分でのふりかえり
②Pairs:2または3人でのふりかえり
③All :全体でのふりかりが重要。
▶︎学べる基礎概念
・大きさの概念と測定 (時間/ 長さ / 大きさ / 重さ?)
・分類とパターン
▶︎野外で算数を考えてみる
@軽井沢 鳥井原の森
1)自由散策(さんぽ)
・ 気持ちと気づきのシェア(ペア)
→歩いてみての発見や気づき、思いなど。シェアと振り返りのトレーニング。
2)アクティビティ② 大きい小さい 比較
・大きい、小さいについてのイントロ、
・4グループに分かれる。
「これから4つのグループに分かれて、各自が森の中で珍しいもの、何でもいいので見つけて
ください」
・散策
「ではグループ毎に、持ち寄ったものを大きさで順位付けしましょう」
→ 「大きさで分類」と言っても、長さか、太さか、全体のボリュームか、グループ内全員が
納得しなければ意味がない。
参加者が議論し、合意形成することが重要。
(?)道具を使ってもよいかなぁ。計り、天秤とか
※対象によっては…「木の枝」とか「まつぼっくり」と具体的にお題設定することも必要
かもしれない。森の状況にもよるか。
・振り返り
・まとめ
気づきのシェア
縦の大きさ、横の大きさ
(番外編)
・続いて同じものを「古い順に並び返してください」
「どうしてこちらが古いのか?」そんな議論が生まれる。
グループ内の人が同一見解になる、合意形成されることが重要。
答えを与えるのではなく、議論できるように誘導することがポイント。
・葉をアートにしてもよいかも!
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①知的好奇心を高めるために
・身体や感覚、体験を通して考えることができる。算数の基礎概念になることろが経験できそう。
・多角的に考えることができる。
・学び合いと議論(合意形成)ができる。
②留意点
・ものさしいる?
・発展的→クリップいくつぶん?